※下の画像は金属を切削加工(せっさくかこう)した時の端面です。
いつも記事を読んでいただきありがとうございます。
ナベセイのモロです。
今回は製品を切削加工する時、内側と外側の円周で回転速度の大きな違いがあることを学んだのでそのことについて少しお話ししようと思います。
端面の外側と内側の仕上がりの違い・・・
前職場の時から金属製品の切削加工で気になっていたことなのですが、端面の外側はキレイに仕上がるのに内側になるにつれて削り面がいまいちキレイに仕上がらないのはなんでだろう?とずっと疑問に思っていました。
そんな中、ナベセイに入社してすぐに工場長の片さんや先輩のジョニーさんに教えてもらい問題が解決しました。
回転物の速さの違い・・・
回転物には周速というものがあり、外側は回転数が速く内側にいくにつれて遅くなり中心になると0に等しくなるということを教えてもらいました。
ですので、機械の回転数が速くても内側は必然的に回転数が遅くなるため仕上がりがキレイになりにくいのを知りとても学びになりました。
どうすればキレイになるの?
それだと内側はどうやっても仕上がりはキレイにはならないのかな?と思っていたらそうではありませんでした。
解決法は円周の小さいものを加工する時は回転数を上げ、金属を削るバイトのチップも前回お話ししたノーズRが0.2ぐらいの小さいものに変え抵抗を抑え切れ味をよくするということでした。
実際に教えてもらった通りに切削加工すると仕上がりのキレイさが格段に良くなり今までの疑問や悩みが一瞬でなくなりました。
その他にも良い解決法があると思うので、あとは自分自身で勉強し知識をつけ実践していき試行錯誤していきます。
最後に・・・
工場長の片さんや先輩のジョニーさんの知識や経験、勉強量の多さに驚かされたのと自分の未熟さにまたもや気づかされた日でした。
そして僕自身決心したこともありました。
この人達と本気の仕事がしたい・・・
本気で学ばせてもらいたい・・・
自分自身でも勉強して知識をつけ何度も試行錯誤し早く追いつき追い抜かしたい・・・
小さな疑問にも妥協せずに向き合い解決していきプロの仕事ができる環境やナベセイの方々に日々感謝です。
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